2015年3月30日月曜日

20150327 シデコブシ (四手辛夷)


Star magnolia
別名:ヒメコブシ (姫辛夷)
学名:Magnolia stellata (シノニム:Magnolia tomentosa)
モクレン科 Magnoliaceae モクレン属 Magnolia

蕾や、開花間もない花弁はほんのり淡紅色で、咲き進むに従って白くなるが、
花弁の裏側にわずかに紅紫色が残る。
特に紅色・紅紫色の濃いものはシデコブシの変種で、
ベニコブシ(Magnolia praecocissima 'Rosea')。
こちらはまだ見たことは無い。
ヒメコブシの名で流通する園芸品種の色や花弁の形状などは多様なので
厳密には品種の同定はできない。

2015年3月29日日曜日

20150316 ナズナ (薺)


Shepherd's-purse
学名:Capsella bursa-pastoris
アブラナ科 Brassicaceae ナズナ属 Capsella

この辺りでいくらでも見かけるナズナに比してちょっと大型、
というよりがたいが良くて頑丈そうな感じすらするが、個体差なのか土壌が肥沃なのか。
1km ほど東に行くとマメグンバイナズナ (豆軍配薺 #1) が繁殖しているエリアがあるのだが、
造成された公園に植えられた下草にでも混ざっていたのだろうか、
ここらあたりでは見かけないね。

#1:マメグンバイナズナ (Virginia pepperweed, Lepidium virginicum)


2015年3月26日木曜日

20150318 スズランスイセン (鈴蘭水仙)

Summer snowflake


スズランスイセン
別名:スノーフレーク
学名:Leucojum aestivum
ヒガンバナ科 Amaryllidaceae スノーフレーク属 Leucojum
ヨーロッパ中部原産で、日本では春に咲くけど、その呼び名の通りヨーロッパでは初夏に咲くそうな。確かに日本の方が南に位置するからね。
ヨーロッパの人々にとってはなじみが深く、またその可憐な花に季節が一つ進む喜びを感じるのか、その頃になると Google+ でもムードいっぱいの Summer snowflake の投稿が増えますね。(日本人にとっての桜みたいな感じかな)

20150322, 0324 ヒメオドリコソウ (姫踊り子草) と ホトケノザ (仏の座)

Red Deadnettle and Henbit


ヒメオドリコソウ (姫踊り子草)
Red Deadnettle / Purple Deadnettle
学名:Lamium purpureum
シソ科 Lamiaceae オドリコソウ属 Lamium
日が当たらない場所では、茎の上部の葉はあまり赤紫にならない。
冬越しの葉も緑色なので、この葉っぱ何だろう?と思っていただけかもしれないが、街中でも道路端に多いらしいのだけど、この辺りで見たのは初めて。

同属のホトケノザと好みの環境が同じらしく(#1)、この道沿い中にホトケノザは生えているが、
ヒメオドリコソウはこの周辺だけなので何処からか逃げ出してきたのかも。

ヒメオドリコソウとホトケノザは見間違えやすい、とあちこちに記載されているけど、葉っぱだけであったとしても、Beatles ど Deep Purple ぐらいに違うと思うのでした。

ホトケノザ (仏の座)
Henbit
学名: Lamium amplexicaule
シソ科 Lamiaceae オドリコソウ属 Lamium


see also 20150213:
 http://fieldfesta.blogspot.jp/2015/02/20150213_21.html

2015年3月25日水曜日

20150324 ソメイヨシノ 植樹

Tree planting of Somei-Yoshino

ソメイヨシノ(染井吉野)
学名:Prunus × yedoensis Matsum.
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus
昨年 (2014) 2月の大雪で根元から折れ、倒れてしまった木 (写真2)、一年を経てようやく苗木が植えられました。
この川沿いの桜並木は、古いもので85歳ぐらいでしょうか。(植林 1934年 + 苗木の樹齢)
ソメイヨシは、江戸末期に交配で生まれた品種ですが、特に明治以降盛んに植えられるようになったそうです。
密に植えられると、(10m 間隔で)40年ぐらいで枝が混み合って日当たりの悪い枝が出てきて衰退がはじまり、
病気になりやすくなるそうです。また、人にとって邪魔になる太い枝の伐採や根の周囲を覆ったり踏みつけられたりすることが樹勢衰退を促進することになるのだそうです (#1)。
ソメイヨシノの本当の寿命は分かりませんが、環境が良ければ 100年以上は生きるはずです。
でも、東京のあちこちで、ここのソメイヨシノと同じ問題を抱えているのです。
たくさん植えられている所は桜の名所としてもてはやされるけど、それがかえって樹の寿命を縮めてるんだね。


















#1:
桜を未来に 〜ソメイヨシノの寿命60年説は本当か?〜|桜だより|日比谷花壇
http://sakura.hibiyakadan.com/page.jsp?id=4808545

2015年3月23日月曜日

20150320 ノボロギク (野襤褸菊)


Common groundsel
学名:Senecio vulgaris
キク科 Asteraceae キオン属 Senecio
帰化植物ながら、大好きな雑草の一つ。

20150318 カシワバアジサイ (柏葉紫陽花) 末枯れ・実生の若木



Dead flowers and Young trees of Oakleaf Hydrangea
学名:Hydrangea quercifolia
アジサイ科 Hydrangeaceae アジサイ属 Hydrangea
末枯れの残る木の株元、2〜2.5m ぐらいの所に
こぼれダネからの実生と思われる幼木がいくつも生えています。
カシワバアイサイは、冬期もマーブルに紅葉した美しい葉が落葉せずに
残っていることが多いですが、この幼木の葉は、
ほとんど紅葉せず緑のまま冬を越したようです。
大きいものは2年以上は経っているでしょうが、
花を見た記憶も咲いていた形跡もないので、
一人前になるには数年かかるようですね。

2015年3月20日金曜日

20180318 カラスノエンドウ (烏野豌豆)


Narrow-leaved Vetch
別名:ヤハズエンドウ (矢筈豌豆)
学名:Vicia sativa subsp. nigra
マメ科 Fabaceae マメ亜科 Faboideae ソラマメ属 Vicia
巻きひげは葉が変化したもの、葉の付け根の托葉のところに
花外蜜縁がある (黒っぽく見える) のだと。
子供の頃から知ってる草花でも、大人になって知ることもいっぱい!

20150315 一重白梅と八重の淡紅梅

Single flowered White Ume and Double flowered Pink Ume

白は白加賀(シラカガ、シロカガ、Prunus mume 'Shirakaga') と推測。
かつてここは、白加賀を栽培する農家であったそうなので。

白加賀は実梅で (観賞用は花梅と言う)、古くから梅干や梅酒などに利用されてきたが、自家結実性が低い品種なのだそうで、近くに他品種が植えてある。ここでどの木がそれなのかは不明だけど、花の時期が同じなら、何でもいいのかな?相性とかあるのかな?



淡紅は品種不明。
(写真2:後方の木は推定白加賀)

(何れも田柄梅林公園にて)

2015年3月19日木曜日

20150315 ミツマタ (三椏) とジンチョウゲ (沈丁花)


ミツマタ (三椏, 三叉)
Oriental Paperbush / Mitsumata
学名:Edgeworthia chrysantha
ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae ミツマタ属 Edgeworthia
良く見ると、やはり沈丁花に似ている。有毛であるが故か、掌でそっと握ってみたくなるような質感、だけど、そこはぐっと我慢。
花色が朱赤のアカバナミツマタ (赤花三椏) もあるそうな。
私は黄色しか見たことが無いのだけど、オレンジ色のもとても鮮やかで綺麗、と公園で出会った方がおっしゃっていました。


ジンチョウゲ (沈丁花)
Winter Daphne
学名:Daphne odora
ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae ジンチョウゲ属 Daphne

(何れも田柄梅林公園にて)

20150318 小輪の一重咲き淡紅梅


small flowerd Ume with pink blossoms
底紅の小輪、色が濃いのは花弁の根元と筋模様に見える花脈。
花糸 (雄蕊の柄)も赤みを帯びている。
落ちていた花弁の大きさ (0.7*0.8cm) から推測すると、花径は 2cm 弱。
(ウチの豊後梅が 1.2*1.3cm ぐらい)
梅の品種も非常に多いので素人が遠目に見ても品種の同定はできませんが、
「東雲 ( Prunus mume Sinonome)」または「関守 ( Prunus mume Sekimori)」でしょうか。
園芸上の分類では、緋梅系紅梅性 (#1) の一重咲きと言うことになるのでしょうが、
花弁の色によるものではないそうなので、ますます持って分かりません。
花の大きさも、2cm を超えるあたりから中輪扱いになるようで、
ボーダーライン上の「東雲」などは、
小輪とも中輪とも表記され、確固たる基準値があるのかないのか。

落花した花弁 (4枚目カラー)
http://achromaticjp.blogspot.com/2015/03/mar-2015.html

#1:なんでも梅学 いろいろな梅の花

20150312 シロバナタンポポ (白花蒲公英) 蕾・花



シロバナタンポポ (白花蒲公英)
Sirobana-tanpopo (White-flowered Japanese dandelion)
学名: Taraxacum albidum
キク科 Asteraceae タンポポ属 Taraxacum
今年も元気でした。

花: 03-18
蕾: 03-12

今年は少し早目の開花

2013-04-04

2015年3月16日月曜日

20150315 小輪の桜、 エドヒガン系の何か

Kohigan, Edohigan ??
Hybrid prunus origin P. subhirtella

花は小輪 (見た目の印象では 2〜2.5cm、ソメイヨシノは 4cm 程度)
花弁はほんのり淡紅色で、萼片も含めてソメイヨシノより透明感があり、全体に清楚な印象。
この写真は下から見上げているので分かりにくいが、花は横〜ななめ下向き。
樹はまだ若く、木肌は明るい灰色で横筋より皮目 (ひもく) が目立つ。葉芽はまだ開いていない。

萼筒が壺型で、膨らみの上部 (筒と膨らみの境) がくびれるのがエドヒガンの特徴で、エドヒガンの系統にはその特徴が表れるのだけど、この桜はエドヒガンほどくびれが無く筒部分が太めの感じ。また萼片は細長い三角形。
そのことと、開花が3月中旬と早めであること (エドヒガンは下旬)、花付きが一房に 2〜3 本とエドヒガンより少ないことから、コヒガン (小彼岸) が最も近い気がするのだが (私の乏しい知識の中では)。。。

コヒガン (小彼岸) は、エドヒガンとマメザクラの交雑種で、マメザクラは花径 1.5〜2cm で萼片の鋸歯が目立つ。
コヒガンにもマメザクラの鋸歯の形質が受け継がれるのだが、花柄の毛は確認できるものの、萼筒や萼片の形など、撮影時に意識して撮らなかったことと、F32 まで撮れるレンズを持っていかなかったことを強く後悔。(練馬区立田柄梅林公園にて)

コヒガン (小彼岸, Kohigan)
Prunus ×subhirtella Subhirtella
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus

エドヒガン (江戸彼岸, Edohigan)
学名:Prunus subhirtella Miq. (1865) / Prunus pendula form. ascendens
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus

マメザクラ (豆桜, Mamezakura)
学名:Prunus incisa Thunb. ex Murray
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus

2015年3月13日金曜日

20150304 クロマツ (黒松) 冬芽から新芽へ


Winterbud (shoot) of Japanese Black Pine

クロマツ
学名:Pinus thunbergii
マツ科 Pinaceae マツ属 Pinus
クロマツの冬芽は白っぽく、伸び始めた今の時期は良く目立つ。アカマツは赤っぽい。
花は4〜5月、雌花は新鞘の先端から伸びてきて咲き、
雄花は根元に咲く (カサになって見える部分か?)。
伸びている部分 (新鞘) が枝 (長枝) になり、2枚で一対になった葉が出てくる。
対の葉がくっついてる根本は実は枝 (短枝) なのだそう。
葉が伸びだす前の展開した新鞘を、園芸用語で「みどり」と言うのだとか。
雌花が種子を実らせるには開花から3年ぐらいかかるそうで、
冬芽・新芽の根元に1年目の松かさと2年目の松かさ (松ぼっくりらしい形になる) が
付いていることもあるそうだけど、この写真じゃよく分からないし、
そこまで観察して来なかった。反省。

2015年3月12日木曜日

20150304 源平咲き分け梅


Genpei sakiwake ume
Pink, White and Variegated flowers are blooming on the same plum tree by graftage.
学名:Prunus mume
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus スモモ亜属 Subgenus Prunus
品種名:思いのまま
紅、白、絞り、その咲き方は年によって違うのだそうで、今年ははとんどが白で絞り
が僅かに見られる程度。

2014 season:

2015年3月9日月曜日

20150304 オオイヌノフグリ (大犬の陰嚢)

Common field-speedwell / Large field speedwell / Winter speedwell


オオイヌノフグリ
学名 Veronica persica
オオバコ科 Plantaginaceae (旧分類:ゴマノハグサ科 Plantaginaceae) クワガタソウ属 Veronica
明るいウルトラマリン色の4枚の花弁 (実は根元でつながっている) のうち一枚だけが色の区切りがはっきりしています。その根元の白い部分が紫外線吸収部になっているそうです(#1)。
たいていの虫媒花は中心部(雄蕊・雌蕊)が紫外線を吸収し、花冠が紫外線を反射するように出来ているとのこと。昆虫の眼は、紫外線を感じ取ることができるそうです。

命名の由来となった日本在来種のイヌノフグリ (Veronica polita var. lilacina) は、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類 (VU) (絶滅の危険が増大している種)に指定されている (#2)。(オオイヌノフグリは明治初期にやってきた帰化植物)

#1:
オオイヌノフグリと類似種
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/ooinunofuguri.html
http://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/ooinunofuguri.html

タチイヌノフグリ (立犬の陰嚢)
Common speedwell
 http://fieldfesta.blogspot.jp/2015/05/20150430_11.html

#2:
絶滅危惧種情報 (http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_top.html)

http://www.biodic.go.jp/cgi-db/gen/RDB_G2000_SY.RDB_DETAIL2?ka_n=&rank=&search_str=&start_row=1&wamei=%a5%a4%a5%cc%a5%ce%a5%d5%a5%b0%a5%ea&gaku_n=%56%65%72%6f%6e%69%63%61%20%70%6f%6c%69%74%61%20%76%61%72%2e%20%6c%69%6c%61%63%69%6e%61&FAM=

2015年3月8日日曜日

20141205, 1209, 0304 有楽椿と侘助と春山茶花


ウラクツバキ(有楽椿)
別名:タロウカジャ (太郎冠者)

Camellia uraku Kitam.
中国原産のピタールツバキ (Camellia pitardii var. pitardii) と ヤブツバキ (Camellia japonica) との交雑種と考えられている。
葯が退化して花粉を作らないのと子房に毛があるのは、ピタールツバキから受け継いだ形質で、それはさらにワビスケへも受け継がれている。
(2015-03-04 追記
ご近所で撮らせていただきました)



ワビスケ 'シロワビスケ' (白侘助)
Camellia wabisuke 'Shirowabisuke'
ツバキ科 Theaceae ツバキ属 Camellia

豪華な椿・山茶花が好まれ増える傾向が続いているけど、古来、茶人に愛されてきた実に清楚な椿である。「侘び」に見られる日本の心、と言いたいところだけど、中国の血を引く。
ワビスケはタロウカジャ (太郎冠者) (=ウラクツバキ(有楽椿) の実生から生じ、タロウカジャは、日本原産ヤブツバキと中国原産のツバキ属との交雑種と考えられている。

開花時期が早い。
花は極小輪〜中輪で一重・猪口咲き〜ラッパ咲き。
葯が退化し花粉を作らない。
子房に毛がある場合が多い。
葉は細めで先が長く尖り、新鞘・葉には毛は無い。
(日本原産のヤブツバキの系統には子房に毛がないので (#1)、
有毛はタロウカジャ・ワビスケの特徴であり中国原産種に由来する所以。)
なお、ワビスケには、日本原産種であるヤブツバキの突然変異に由来する群もあるそうです。

ハルサザンカ (春山茶花)
Camellia x vernalis
ツバキ科 Theaceae ツバキ属 Camellia

ツバキ (主にヤブツバキ) とサザンカ(日本原産)の自然交配種。
この木が満開になるのは3月、ハルサザンカは品種によるが開花期間が長い。
花弁がばらばらに散るもの、花冠ごと落下するものと両方ある。
子房に毛がある。
葉はツバキよりは小さい。
新鞘や新葉の主脈には毛が生えているが、のちに落下してしまうので、冬のこの時期の葉には毛がない。(サザンカはこの時期でも毛がある。)

ちなみに、ハルサザンカも (名前はツバキだが)カンツバキも、分類的にはサザンカに属す。
サザンカは、サザンカ群(原種に近い品種)、カンツバキ群(シシガシラ(獅子頭)の系
統の品種)、ハルサザンカ群(サザンカとツバキの種間交配品種)の3つに分けられ、
いずれも子房に毛があることがサザンカに分類する基準らしい。
一般的には、サザンカ→カンツバキ→ハルサザンカの順に咲き始めるが、
冬は開花時期が重なるので外見一見のみでの区別は難しい。
より正確に判断するには開花中以外にも観察する必要があるのです。

#1:
ツバキ(椿) の蕾・花
 http://fieldfesta.blogspot.jp/2015/03/20150107-0307.html

20141002,20150223 十月の桜、そして春 (河津桜)

Prunus lannesiana cv. Kawazu-zakura


Normal season
2015-03-08 追記
秋の狂い咲きの後、春の開花はどうなるのか心配でしたが、
立派に開花です (2015-02-23)!
昨年より少し遅めですが、近隣の河津桜も同様なので、
この木の桜時計も正常に戻ったのでしょう。
この撮影の約10日後、ほぼ満開になりました。
これは八丈島より約1か月遅いことになります (#2)。




October Cherry



例の(#1)、駐輪場としてリスタートしたあの場所の、
景色は変われども、毎春楽しませてもらってるあの河津桜のはず。
いわゆる狂い咲き (Off-season flowering) なのだけど、
工事にあたって思い切り剪定されたことに危機感を抱いたのか。
花の色に、春ほどの鮮やかさは無い。

カワヅザクラ (河津桜)
学名:Prunus lannesiana cv. Kawazu-zakura / Cerasus lannesiana Carriere, 1872 'Kawazu-zakura'
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus

ところで、樹木草花についていうときは、
狂い咲き (off-season flowering) と 返り咲き (Second bloom) とは
同義らしいけど、ニュアンス違うよね~、絶対!

2015年3月4日水曜日

20150107, 0307 ツバキ(椿) の蕾・花

ツバキ
Camellia
学名:Camellia japonica cv.
ツバキ科 Theaceae ツバキ属 Camellia
日本原産種のヤブツバキ (写真3-八丈島にて) に近い園芸品種でしょうから、単にツバキとしておきます。

2015-03-01
いよいよ椿の盛りのシーズンです。
ヤブツバキは花弁が平開しない (開き切らない)のですが、下から撮ると分かりにくいですね。











写真2:子房に毛が無いのがツバキの特徴。サザンカの系統(カンツバキ・ハルサザンカを含む) の子房には毛が密生している。(#1))
ツバキは、花弁落下後も萼片が残っていることが多いので、そっと取り除いて撮影。

#1:
カンツバキ (寒椿) http://fieldfesta.blogspot.jp/2015/01/20150116-0118.html


Buds of Camellia

2015-01-07
日が良く当たる木のてっぺん辺りはもう咲き始めています。