2015年5月24日日曜日

20150524 基準値標準

そりゃまあ、評価の基準と言うものはあるのでしょうよ。
それが基礎だというのなら致しかない。
けどね、、
基準値高得点獲得を目指すことは時として弊害となり、
世界の照準に迎合した写真に陥る危険性をはらむのね。



2015年5月22日金曜日

20150517 ブラシノキ


Scarlet bottlebrush
学名:Callistemon speciosus
フトモモ科 Myrtaceae ブラシノキ属 Callistemon
赤い花糸に黄色い葯、雌蕊も赤い。
大部分が雄蕊だけど、ちゃんと雌蕊も視認できますね。
和名と英語名が一致するって言うのは珍しい気がするけど、
属名 (Callistemon) の語源は、ギリシャ語で 
kalli 美しい stemon 雄しべ と言う意味だそう。
よく似ている同属のハナマキ (花槇, Callistemon citrinus) は葯も赤い。

2015年5月13日水曜日

20141014, 20150507 ツルバラ

Climbing rose
シーズン到来


2014 autumn
バラ科 Rosaceae バラ属 Rosa
品種の詳細は不明
一年かけて擁壁の下まで成長したツルは、毎秋思いっきり刈り込まれる。
今年もこれで見納め。来夏、更新したツルに咲き誇る白い大輪を楽しみに。

2015年5月12日火曜日

20150430 アメリカフウロ (亜米利加風露)

Carolina geranium
学名:Geranium carolinianum
フウロソウ科 Geraniaceae フウロソウ属 Geranium
昭和に入ってからの帰化植物で、このあたりでも最近目立つようになった。
花は淡い撫子色 (なでしこいろ、紫みのある薄い紅色)。色の濃い個体もあるらしい。
葉の縁と茎は紅く、茎には短毛が密生する。
よく在来種のフウロソウやゲンノショウコと比較されているが、都市部の路肩や駐車場にそれらは無い。
それよりも私は早春の葉を見た時、園芸品種の「ゼラニウム」のなにかが逃げ出したのか、と訝ったよ。
葉っぱは確かに似てるけど、園芸品種の「ゼラニウム」はテンジクアオイ属(Pelargonium) で、
こっちがゼラニウム属、日本語の属名ではフウロソウ属。
かつては、どちらも同じ Geranium 属にまとめられていた名残が園芸品種の呼び名に残っているのだと。テンジクアオイ属 (Pelargonium) も フウロソウ属 (Geranium) もフウロソウ科(Geraniaceae) だけどね。

2015年5月11日月曜日

20150430 タチイヌノフグリ (立犬の陰嚢)

Common speedwell
学名:Veronica arvensis
オオバコ科 Plantaginaceae (旧分類:ゴマノハグサ科 Plantaginaceae) クワガタソウ属 Veronica
ヤエムグラやナガミヒナゲシの群生の中に一株だけ見つけた (写真中央)。
丹念に探せばもっとあるのかも。
イヌノフグリ (在来種, V. didyma var.lilacina) の仲間で、オオイヌノフグリ (V. persica) 同様帰化植物だがどちらが先に帰化したのかな。
オオイヌノフグリが主に早春〜春に咲くのに対して、タチイヌノフグリは少し遅れて春〜初夏に咲く。
その名の通り立ち性。花は4弁ともが明るい青色でオオイヌノフグリより小さく花柄が短いので葉に埋もれて目立たない。
同じ株に白花 (真っ白ではなくごくごく薄い水色) が付いており、青色の花より目立つかも。
茎の上の方ににつく葉は按針系。先に咲いた下の方は既に実になっている。
ハートっぽくてカワイイのに、その実の形が和名(在来種が基本形)の由来。

オオイヌノフグリ (大犬の陰嚢)
Common field-speedwell / Large field speedwell / Winter speedwell

ヤエムグラ (八重葎) False Cleavers

ナガミヒナゲシ

2015年5月10日日曜日

20150430 ハハコグサ (母子草)


Jersey cudweed
別名:御形 (ごぎょう), ホウコグサ
学名: Gnaphalium affine
キク科 Asteraceae ハハコグサ属 Gnaphalium
語源は諸説、ホホク (蓬ク, 毛羽立つ様子)が
ハハコに転じたという説もあるのだが、
平安初期〜中期には既に母子草と呼ばれていたらしく、
母子という漢字が後からあてはめられたのは明白なのだが、
ハハコと呼ぶようになった真相は不明。
それでも幼いころの私には、母に教わった
「母子」と言う名前はとても鮮烈であった。
いずれにしても、母子草よりみすぼらしく見え目立たないから父子草
という命名はかわいそすぎ。

2015年5月9日土曜日

20150320, 0508 ユスラウメ (桜桃,山桃桜,梅桃) 花・味


Fruits  of Prunus tomentosa
美味しそうな色に色付いてきました。
完熟までもう少し。


Flowers and buds of Prunus tomentosa
ユスラウメ
学名:Prunus tomentosa
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus ニワウメ亜属 Subgenus Lithocerasus
咲き始めていました。うちの子 (実生) の親です。
去年より2〜3日早いかな。

2015年5月5日火曜日

20150324, 0430 チチコグサモドキ (父子草擬き)

チチコグサモドキ
Wandering cudweed
学名: Gnaphalium pensylvanicum
キク科 Asteraceae チチコグサモドキ属 / ウスベニチチコグサ属 Gamochaeta

2015-04-30 追記
既にほとんどの種子 (綿毛) は飛んでしまっていましたが、飛び去った後の方が開花期よりも可愛く見えますね。





2015-03-24
茶色っぽい黄色の花、葉はへら型。草全体に白い毛が生えている。
日本在来種のチチコグサ (Gnaphalium japonicum) は葉が細長く、花を付けるのは茎のてっぺんだけ。花序が枯れてるんじゃないかと見間違うような色が人から見た場合不利になってる。

2015年5月4日月曜日

20150502 カワヅザクラ (河津桜) 実


Fruits (Cherries) of Kawazu-zakura
学名:Prunus lannesiana cv. Kawazu-zakura / Cerasus lannesiana Carriere, 1872 'Kawazu-zakura'
バラ科 Rosaceae サクラ属 Prunus
これもさくらんぼ。

十月の桜、そして春 (河津桜)