2015年7月31日金曜日

20150729 ミーたん(仮称)のご帰還

初めて私の足にすりすりしてくれた。写真も撮らせてくれた。
どうやら、やっと彼女に許されたようである。

ミーたんはノラだった。
餌をあげていた人がいなくなって、親切なおうちの家猫となった。
お父さんもお母さんも、ミーたんをとても可愛がってくれる。
それでもノラの血はノラのまま、放浪が大好きなのである。























アメリカアサガオ (亜米利加朝顔)
Ivyleaf morning glory / Ivy-leaved morning glory
学名:Ipomoea hederacea
ヒルガオ科 Convolvulaceae サツマイモ属 Ipomoea
明るい青の花が咲くのは8月〜秋。その頃まで抜かれずに残っているといいのだが。

2015年7月30日木曜日

2015 橋と桜 定点観測

Bridge and Cherry trees - Fixed-point Observation (update slow occasionally)
定点観測再開します。と言っても、気が向いたらねの不定期便。
更新は、この記事内で行います。


2015-07-28 16:22 晴れ sunny



2015-03-30 15:54 晴れ sunny



2015-03-27 14:36 晴れ sunny



2015-03-20 14:15 薄曇り slightly cloudy



2015-02-23 12:46 曇り cloudy

2015年7月29日水曜日

20150728 トキワサンザシ(常盤山査子) 未熟果


Pyracantha
通称:ピラカンサ
学名:Pyracantha coccinea
バラ科 Rosaceae トキワサンザシ属 Pyracantha
明るい緑の未熟果、まだ花の残骸が残ってます。開花期は5月頃。
赤く熟した実(同じ木です) 2012-11-28:

通行の邪魔になる場所ではないのだけど、その後剪定されてしまったので
今は花・実は見上げる高さになってしまいました。

2015年7月18日土曜日

20150717 ヤマユリ (山百合)


Golden Rayed Lily of Japan
学名:Lilium auratum
ユリ科 Liliaceae ユリ属 Lilium
斜面に沿うように斜上して育つヤマユリ、
花の大きさゆえに開花すると更に下を向きます。
山の女王には近寄らず、下から見上げて拝謁するのが一番。

2015年7月13日月曜日

20150625 ぼけ

主役を張ることも可能
名脇役たらんとするも良し

けれども

主役を食ってはいけない
添え物であってもいけない

20150713 日常

日常は
当たり前にやって来て
当たり前に流れ
当たり前に繰り返す

「こんなもん見つけました」
「こんなヤツいました」
「こんな光と影でした」
の報告写真を日常とする人もいる

対象にとっては日常の姿でも
撮り手にとってはもはや日常ではない日常と、
対象の日常はそうではないかもしれないのに
対象を求めて撮り歩く撮り手の癖とも言うべき日常と、

そして、
撮り手の日常と対象の日常とが合致した日常と。

とりたてて報告すべきことのない当たり前の日常も、
撮れば写真には違いない。

2015年7月11日土曜日

20150710 虫こぶ(虫瘤、虫癭(ちゅうえい)、ゴール) とツルバラ

Rose galls on the Climbing Rose

写真1の虫こぶは紅色で葉の縁に付いている。写真2のは葉の表面で茶色く乾いているように見え、既に萎んでいるものもある。
何年か前に同じ木で見付けた時は、緑色で葉の裏側に付いていた。球形でトゲ状突起ががまばらに付いている点は同じ。

バラの葉に寄生して虫こぶを作る(#1) 昆虫は、検索しても具体的にはバラハタマバチ (Diplolepis japonica) しか出てこない。
バラハタマバチの幼虫がバラの実を模して色さえ制御し、萎んだものは成虫になって羽化した残骸かと思いきやそうではなく、犯人は必ずしもバラハタマバチとは限らないらしい。

殆どの場合、虫こぶを作る昆虫の種によって、植物の種類や作られる場所、形などが決まっているそうで、
バラハタマバチは、主にノイバラの葉裏に虫こぶ (バラハタマフシ (薔薇葉玉附子) #2) を作り、20日ほどで成熟し地面に落下、その後も中の幼虫は成長し繭を作り越冬し、翌年の春に成虫になって虫こぶから出てくるのだそう。
とすれば、葉のどこに虫こぶを作るか、とか、20日間でバラの未熟果の緑→熟した紅色→枯れた茶色と、宿主(寄主) を先取り (制御) するのかなどという問題はとりあえず置いておいても、バラハタマバチの虫こぶが萎むまで葉上に付いていることも葉上で虫こぶから出てくることも無いはず。

バラハタマバチ以外にも、バラに虫こぶを作るタマバチ (Gall Wasp) やタマバエ (Gall Fly) はいるそうで、詳細は不明だが、私が見た3種類の虫こぶは全部違う昆虫の仕業である可能性もある。
また、仮に、最初にこの虫こぶを作ったのがバラハタマバチだとして、地面に落下する前に何らかの理由で中の幼虫が死んでしまった可能性の一つとして、虫こぶを乗っ取るもの(寄居蜂)や、虫こぶ内に産卵して孵化後の幼虫が幼虫を食べる寄生蜂もいるらしい。それらが中で生きている限りは虫こぶが枯れることは無いのだろうけど、かなり生育の早いタイプなのだろうか。

小学生時代、下校途中の電車の窓から見えたキャベツ畑に侵入してモンシロチョウのアオムシを
たくさん採取してきたのに、生まれたのは別の虫だった、あれと似たような状況ね。アオムシコマユバチの場合は幼虫に卵を産み付けるのだけど。

#1:寄生した虫が植物に何らかの刺激を与え、植物組織の異常成長を促してできるもので、
  虫自身が作り出しているるわけではない。
#2:虫こぶには命名規則があるそうな。
  虫こぶが作られる植物名+作られる部位名+虫こぶの形状+フシ (コブを意味する)
  バラハタマフシ (薔薇葉玉附子(付子))

バラハタマバチ
学名:Diplolepis japonica
タマバチ科 Cynipidae
ちなみに Rose galls で検索すると、"Diplolepis polita" とか "Diplolepis bicolor" とか
海外の種が出てくる。虫こぶのトゲはかなり長く、Spiny Rose Gall と呼ばれるらしい。

ツルバラ
品種の詳細は不明
バラ科 Rosaceae バラ属 Rosa

2015年7月1日水曜日

20150414, 0524, 0629 ヒメコウゾ (姫楮) 花・未熟果・若葉


新芽・若い葉
古い葉はゆがんだ卵形だが、若い葉は深く2~3裂する。
新芽はオレンジがかる。
Young leaves indented deeply 2-3.


未熟果
複合果(多花果, 桑果)でまだ一粒一粒の花柱が目立つ。
Unripe multiple fruits (sorosis) of Broussonetia Kazinoki


Flowers of Broussonetia Kazinoki
ヒメコウゾ
学名:Broussonetia Kazinoki
クワ科 Moraceae コウゾ属 Broussonetia
推定ウチの幼木 (#1) の親。
雌花が咲き始めていました。
新鞘の根元付近に雄花が見えるが、まだ蕾のようです。
この木の雄花が咲くころはいつも風が強い。

葉は基本的には左右均一ではないゆがんだ卵形だが、
若い枝や幼木では深く2〜3裂し、縁には鋸歯がある。
若い枝や葉の縁、葉脈にそって細かい毛が生えている。
ヒメコウゾの葉柄は 1cm 以下との情報もあるが、この木はそれよりも長い。
が、雌雄同株であることと雌花・雄花・果実とも球形であることと
冬芽の様子からヒメコウゾと推定。

#1: