2014年12月28日日曜日

20141225 ヌカキビ (糠黍)

Panicum bisulcatum

学名:Panicum bisulcatum Thunb.
イネ科 Poaceae キビ属 Panicum
長い花穂は良く分枝し、細い枝の先端に小穂がつき、垂れ下がる。
花期は夏から秋、この時期はもちろんはもう枯れている。
写真下部に見えている、縦中央に明るめのラインが入った細長い葉はヒガンバナ。

2014年12月20日土曜日

20141215 イチョウ (公孫樹・銀杏) の蘖 (ひこばえ)

Basal shoots of Ginko


イチョウ (公孫樹)
学名:Ginkgo biloba
イチョウ科 Ginkgoaceae イチョウ属 Ginkgo

「東京都の木」だけあって、東京にはたくさんイチョウの木があるのだけど、特に都市部では人の手が入るので、なかなか蘖 (ひこばえ) のあるイチョウにはお目に掛かれない。
樹形を乱し、木の成長に悪影響を及ぼす恐れがある蘖 (ひこばえ) は切るのが常識とされてるようだけど、
蘖 (ひこばえ) を出すには出すだけの理由が木にはあるわけで。
樹木本体の光合成能力が低下している場合にそれをを補うためにひこばえを出すのだと。

ドングリがこんなにたくさん落ちていてイチョウの実(ギンナン)の形跡すら残っていないのは
もしかしたらこの木は雄木なのかな。達人は、花や実が無くてもその樹形などから雌雄を
判断できるそうですが。

2014年12月17日水曜日

20141215 トベラものがたり

まだこういうアパートが残ってたんだ。使われているのかいないのか。

綺麗に手をかけられた季節のお花たち、そして開かれたドア (扉) は固定されている!















さらに裏に回ってみるとびっくり!

















そして折れた木の左隣には、実が熟して割れたトベラ (扉) !
八丈島で出会ったもの (#1) はやっぱり葉の丸まりが違う、と再確認。

トベラ (扉)
Japanese Cheesewood
学名:Pittosporum tobira
トベラ科 Pittosporaceae トベラ属 Pittosporum






#1:20141120, 1121 八丈島で出会った植物たち - 路上編 2
  http://fieldfesta.blogspot.jp/2014/11/20141120-1121-2.html

2014年12月13日土曜日

20141203 ハクモクレン 冬芽


ハクモクレン (白木蓮)
Winter buds of Yulan Magnolia
学名:Magnolia heptapeta / Magnolia denudata
モクレン科 Magnoliaceae モクレン属 Magnolia

冬になって葉が落ちると、花芽が目立つようになります。
3重の茶色い芽鱗に覆われていた花芽はまるで脱皮するかのように
この時期に一枚目の芽鱗を落とし、3月の開花にかけて順に脱いでゆきます。
薄い緑色の太い芽柄 (がへい) と、2重の芽鱗痕 (芽鱗が着いていた部分) が
はっきり分かるのがハクモクレンの特徴です。

2014年12月12日金曜日

20141209 クジャクアスターの何か (?)

Aster.cv. (eatimated)
クジャクアスター (孔雀アスター) (推定)
学名:Aster.cv.
キク科 Asteraceae シオン属 Aster
シロクジャクとユウゼンギク、エリコイデス等アスター属の種間交配によって
多数の新品種が生み出され、正式名すら無く、
総称としてクジャクアスターと呼ばれる。
クジャクアスター類は開花期間が長く、色が減り始める初冬にもお勧めだけど、
放っておくと意外と背が高くなってしまうのです。

2014年12月8日月曜日

20141205 ユキノシタ

ユキノシタ (雪の下)
Strawberry Geranium
学名:Saxifraga stolonifera
ユキノシタ科 Saxifragaceae ユキノシタ属 Saxifraga

私が小さいころはウチにもあった。
赤いランナー (匍匐茎) のイメージが記憶に残っている。
常緑で、開花期は初夏。
近縁種にダイモンジソウ (Saxifraga fortunei var. alpina) があり
開花期は夏〜秋、
八丈島にはイズノシマダイモンジソウ (S. fortunei var. crassifolia /
S.fortunei var. jotanii) が咲いていた。(#1)
花期は秋〜冬。生物多様性。

#1:八丈島で出会った植物たち - 路上編 1
Some of the plants I met on my trip to Hachijo-jima - On the Street 1

2014年11月17日月曜日

20141116 トウカエデ


トウカエデ (唐楓)
Trident Maple
学名:Acer buergerianum
カエデ科 Aceraceae カエデ属 Acer

20141112, 1116 コセンダングサ


コセンダングサ (小栴檀草) 蕾・花・未熟果・種子
学名:Bidens pilosa var. pilosa
キク科 Asteraceae センダングサ属 Bidens
コシロノセンダングサ (#1) のような舌状花は無く、筒状花しかありません。
ひっつき虫 (種子) になるのを待っていたのだけど、
今朝見たら刈り取られていました。住宅地の雑草の宿命。

同じ場所で以前に撮影した種子 (Needls photos)                

2012/01/10 (color)                                  

2014/02/11 (BW)                                   
https://plus.google.com/113053037231413309799/posts/P4sybJRhKTm

20141116 追記
別所にて種子になっているのを発見しました!

#1:コシロノセンダングサ

2014年11月16日日曜日

20141112, 1115 櫨紅葉 (はぜもみじ)

Japanese wax tree and Chinese tallow tree

Japanese wax tree(upper) and Chinese tallow tree(lower right)
Japanese wax tree(upper) and Chinese tallow tree(lower right)
写真2 (color) の上部がナンキンハゼ、右下がハゼ。
まったく別種の木で似ているところも無いが、かつてはどちらの実からも蝋を採っていたので、ナンキンハゼの名前は、南京(中国)産のハゼの代用の木という意味の命名らしい。
それぞれの色味のそれぞれの紅葉が美しく甲乙付けがたい。

ちなみに、櫨紅葉とはハゼのこと、念のため。





ハゼ (黄櫨, 櫨) (写真1)
別名:ハゼノキ
Japanese wax tree
学名:Toxicodendron succedaneum
ウルシ科 Anacardiaceae ウルシ属 Toxicodendron
葉は、奇数羽状複葉で 11-13枚の小葉からなる (小葉の枚数はこの木の樹木説明板に記載の数)。
紅葉は複葉ごとに変化するので、紅葉しかけの木の全体を見ると色の違う瓦が重なる屋根のようで、他の木の紅葉とはまた違った趣がある。




ナンキンハゼ (南京黄櫨, 南京櫨) (写真3・4)
Chinese tallow tree
学名: Triadica sebifera
トウダイグサ科 Euphorbiaceae ナンキンハゼ属 Triadica

2014-11-15 追記
熟した朔果は樹上ではじけ、白く硬い仮種皮に覆われた種子が輝いています(写真2 color)。
下の写真(4) は、先日の風雨で折れて落下した枝。





20141024 見る目

写真を公開するということは
自分自身をさらけ出すことなんだってことは
みんな分かってると思うけど、
どんな写真を +1 (plus 1) する傾向にあるかで
plus してくれた人の写真に対する意識・見識も分かっちゃうのが
SNS の恐ろしさなんだよね。

#駄言

2014年11月3日月曜日

20141103 おのれ

偉い人・有名・高名な人が言ったらそうなのか?
なぜ、自分の頭で考えない?
なぜ、自分の心で考えない?

#駄言

2014年11月1日土曜日

2014年10月28日火曜日

20141009 タケスゴモリハダニの作品


Works by Bamboo Spider Mite

タケスゴモリハダニ
学名:Schizotetranychus celarius

クマザサ (隈笹)
学名:Sasa veitchii
イネ科 Poaceae ササ属 Sasa

2014年10月24日金曜日

2014-10-22, 07-23 セイヨウオニアザミ 根出葉・綿毛

Rosette(radical leaf) and fluff of Spear Thistle


はじめ、ノアザミかと思ったのですが、
葉の鋭い刺や全体に毛深くとげだらけの印象は、外来のセイヨウオニアザミ。

2014年10月15日水曜日

20141008 ノアサガオ


ノアサガオ (野朝顔)
別名:リュウキュウアサガオ (琉球朝顔)
学名:Ipomoea indica
ヒルガオ科 Convolvulaceae サツマイモ属 Ipomoea
原産地沖縄では自生しているそうですが、これは園芸品種でしょう。
成長・繁殖力旺盛で丈夫、昨今はグリーンカーテンとして導入されることが多いみたいだけど、
人はその生命力を侮っちゃいけないよ。

See also:

2014年10月13日月曜日

20141009 ハナスベリヒユ (ポーチュラカ)


何処からかやって来たこぼれダネから咲いたのでしょう。
葉っぱだけの小さい時期があったはずなのに、"雑草" として抜かれることなく、
ここまで大きく花を咲かせてくれた、道を掃除する方が知識のある方であることに感謝。

ハナスベリヒユ (花滑り莧、ポーチュラカ)
学名:Portulaca oleracea cv.
スベリヒユ科 Portulacaceae スベリヒユ属 Portulaca
"雑草" であるスベリヒユと非常に近い園芸品種。
どちらも食べられるそう。

スベリヒユ (滑莧) の花と種子 
Flowers and Seeds(seed pods) of Common Purslane
 http://fieldfesta.blogspot.jp/2014/08/20140808.html

2014年10月11日土曜日

20141010 鉄則

写真を撮り始めた時からかたくなに守り続けている3つの掟
1.おなかが空いていないこと・満腹ではないこと
2.トイレは済ませておくこと
3.欲張らないこと

#駄言

2014年10月6日月曜日

201401006 塵芥

私が撮った写真は
私と共に生き、私と共に死んでいく。
ネット宇宙の塵芥 (ちりあくた) になればいい。

#駄言

2014年10月2日木曜日

20141002 写真家

写真撮ってる人は誰でも写真家だ、なんて
そんな自慰みたいな言葉、
プロフェッショナルな人が言うべきじゃないね。

プロとアマの違いを見せつけてくれてこそ、プロなんだ。

#駄言

20140908, 0926 イヌホオズキ

 2014-09-26 (追記) 黒く熟した実
熟す前に落ちてしまった柄の跡が残っていますね。

2014年10月1日水曜日

20141001 通過点

通過点を記録するのではない。
記録する (写真を撮る) から通過点ができるのだ。

撮っても撮らなくても日常は、
そのスピードを変えつつもただただ流れゆく。

#駄言


2014年9月30日火曜日

2014年9月26日金曜日

20140926 言葉の独り歩き

光が無ければどんな事象・物体も見えません・写りません。
従って、写真に何か写っていれば、その時点で「光と影」なのです。
写したいものそのものが光であり影なのです。
白い部分・黒い部分ではないのです。

#駄言

2014年9月25日木曜日

20140925 心象

トーンや構図は真似ができる。
けれども、
撮ろうと思ったその瞬間の心は真似様がない。
あなたは、私は、何を表現し伝えたいのか。

#駄言

20140925 絵画の眼

もしそれが絵画なら、
黒い絵の具で塗りつぶしますか?
暈して隠しますか?

#駄言

20140925 白黒の心眼

カラーに向いている対象・白黒に向いている対象、などと言う区別は存在しない。
カラーか白黒か、どちらで表現した方がより良いか、などと言う比較も存在しない。

#駄言

20140924 ヒヨドリジョウゴ