Japanese wax tree(upper) and Chinese tallow tree(lower right) |
まったく別種の木で似ているところも無いが、かつてはどちらの実からも蝋を採っていたので、ナンキンハゼの名前は、南京(中国)産のハゼの代用の木という意味の命名らしい。
それぞれの色味のそれぞれの紅葉が美しく甲乙付けがたい。
ちなみに、櫨紅葉とはハゼのこと、念のため。
ハゼ (黄櫨, 櫨) (写真1)
別名:ハゼノキ
Japanese wax tree
学名:Toxicodendron succedaneum
ウルシ科 Anacardiaceae ウルシ属 Toxicodendron
葉は、奇数羽状複葉で 11-13枚の小葉からなる (小葉の枚数はこの木の樹木説明板に記載の数)。
紅葉は複葉ごとに変化するので、紅葉しかけの木の全体を見ると色の違う瓦が重なる屋根のようで、他の木の紅葉とはまた違った趣がある。
ナンキンハゼ (南京黄櫨, 南京櫨) (写真3・4)
Chinese tallow tree
学名: Triadica sebifera
トウダイグサ科 Euphorbiaceae ナンキンハゼ属 Triadica
2014-11-15 追記
熟した朔果は樹上ではじけ、白く硬い仮種皮に覆われた種子が輝いています(写真2 color)。
下の写真(4) は、先日の風雨で折れて落下した枝。
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