2016年1月7日木曜日

20160105 ノゲシ (野芥子)


別名:ハルノノゲシ (春の野芥子)

学名:Sonchus oleraceus
キク科 Asteraceae
ノゲシ属 Sonchus

花の盛りは春〜初夏だが、晩秋〜初冬にも咲く。
ロゼッタで冬越しをするのが普通だが、今年は暖かいのでずっと咲き続けてる。







ノゲシ・オニノノゲシ・アイノゲシの判別ポイント
(いずれも、キク科 Asteraceae ノゲシ属 Sonchus)

ノゲシ (野芥子)
葉は柔らかくて刺が少なく、基部は三角状に後方へ突き出る。(背景左下の茎・葉)
痩果は長さ 2〜3mm、微毛、扁平。両面に縦すじと横しわがあるそう。
(種子を採取・撮影・拡大して見たことがあるが、これの識別はなかなか難しい。。。)

オニノゲシ (鬼野芥子)
学名:Sonchus asper
葉は硬めで全体に刺々しく、基部は丸く茎を抱くようにくっついて耳状に張り出す。
痩果は無毛、縦すじがあり、横しわはほとんどないそう。
花の盛りは春〜秋だが、ほぼ一年中開花する。

アイノゲシ (合い野芥子)
学名:Sonchus X oleaceo-asper
ノゲシとオニノゲシの雑種で、両方の特徴をもつ。
葉はオニノノゲシほどの硬さは無く、基部はオニノノゲシのように丸い。
痩果にはノゲシのように縦すじと横しわがあるそう。
開花期間は、オニノノゲシに似て長いようだ。

種子の判別は肉眼では難しいので、
葉の基部の形状と、オニノノゲシの葉の硬さ・刺の痛さを身体で覚えておくと良さそう。

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