2014年9月1日月曜日

20140829 オニタビラコ



オニタビラコ (鬼田平子) の綿毛
Seeds of Oriental false hawksbeard

開花後10日ほどで綿毛になる
Flowers (about 10 days before)


オニタビラコ / タビラコ (コオニタビラコ) / ヤブタビラコ

花茎が直立し花が閉じた後も花柄が上向きで痩果に冠毛がある(綿毛になる)のは
オニタビラコのみ。
葉が無毛であるのはタビラコ (コオニタビラコ) のみ。
舌状花の平均的な数はタビラコ (コオニタビラコ) が一番少ないが、
コオニタビラコとヤブタビラコは個体差が大きく、10数枚程度の場合、
枚数のみで区別はできない。
相対的に大きいことを表す「オニ」は、この場合花のことではなく草全体だが、
オニタビラコは環境にあわせて小さいままでいられる。
小さい株は、根出葉(羽状複葉)の切れ込みもあまりないことが多く、花数も少ない。
花のみ・葉のみで品種を同定するのは簡単ではない。

オニタビラコ (鬼田平子)
学名: Youngia japonica
キク科 Asteraceae オニタビラコ属 Youngia
種子に綿毛

タビラコ (田平子, コオニタビラコ, ホトケノザ)
学名:Lapsana apogonoides Maxim
キク科 Asteraceae ヤブタビラコ属 Lapsana
葉は無毛で小葉が丸っこい、花茎は斜上

ヤブタビラコ (藪田平子)
学名:Lapsanastrum humile
キク科 Compositae ヤブタビラコ属
葉・茎全体に細毛が多め、花茎は斜上

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