オニタビラコ (鬼田平子) の綿毛
Seeds of Oriental false hawksbeard
開花後10日ほどで綿毛になる
Flowers (about 10 days before)
開花後10日ほどで綿毛になる
Flowers (about 10 days before)
花茎が直立し花が閉じた後も花柄が上向きで痩果に冠毛がある(綿毛になる)のは
オニタビラコのみ。
葉が無毛であるのはタビラコ (コオニタビラコ) のみ。
舌状花の平均的な数はタビラコ (コオニタビラコ) が一番少ないが、
コオニタビラコとヤブタビラコは個体差が大きく、10数枚程度の場合、
枚数のみで区別はできない。
相対的に大きいことを表す「オニ」は、この場合花のことではなく草全体だが、
オニタビラコは環境にあわせて小さいままでいられる。
小さい株は、根出葉(羽状複葉)の切れ込みもあまりないことが多く、花数も少ない。
花のみ・葉のみで品種を同定するのは簡単ではない。
オニタビラコ (鬼田平子)
学名: Youngia japonica
キク科 Asteraceae オニタビラコ属 Youngia
種子に綿毛
タビラコ (田平子, コオニタビラコ, ホトケノザ)
学名:Lapsana apogonoides Maxim
キク科 Asteraceae ヤブタビラコ属 Lapsana
葉は無毛で小葉が丸っこい、花茎は斜上
ヤブタビラコ (藪田平子)
学名:Lapsanastrum humile
キク科 Compositae ヤブタビラコ属
葉・茎全体に細毛が多め、花茎は斜上
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