学名:Prunus japonica
バラ科 Rosaceae
サクラ属 Prunus
ニワウメ亜属 Subg. Lithocerasus
シノニム:Cerasus japonica / Microcerasus japonica
花は淡紅色または白、この木は淡紅色。
ユスラウメに比して、
- 雄蕊の数が 10本近く多い(ニワウメ30本余り、ユスラウメ20数本)
- 蕾が丸っこい(花弁の大きさのわずかの差と包み込む雄蕊の本数に起因か)
- 花柄が目立つ(ユスラウメはごく短く、芽鱗の中に隠れる)
- 葉、萼片、若枝、実、芽鱗は無毛(葉裏の葉脈上に僅かにある程度)(ユスラウメは多毛)
- 葉は長楕円形(ユスラウメは倒卵形)
- 若葉は赤みを帯びる(ユスラウメは緑)
- 葉のシワがあまり無い(写真2)(ユスラウメは波立つ感じ)
- 葉の展開開始は、開花より僅かに遅い(ユスラウメはほぼ同時) (が、ニワウメは花付きが多いので展開し始めの小さい葉が見えにくいだけかも)
- 枝の開帳は斜上(ユスラウメはやや上向き)
- 若い枝は樹皮が裂ける場合もあるが地肌に艶が無く、年数を経た主枝・側枝も光沢は無い。
- ひこばえが多く出て株立ちになりやすいらしいが、剪定・手入れをされた株は一本立ちにされているので、それだけでの判断は難しい。
- 実が熟す時期がユスラウメより遅いらしい(今後の観察課題)。
以上、ウチのユスラウメ・その親木との、とてもローカルな比較。
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